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晴信のメンテナンス日記(1/9・1/10 東北地域)

2011年1月20日 5:43 PM カテゴリ: レポート from 現場

昨年は予定していましたメンテナンス(150棟)に至ることができませんでした。

新年早々でありますが、9、10日にかけて東北地域の7件のメンテナンスにお邪魔致しました。

平成10年竣工 仙台市 I様邸

I様邸は、仙台の住宅地の中にあります。

今回は施工後の経過を拝見して、つくづく思うのですが13年前に建てた家にも関わらず、昔は材料が太くていいものを使えたので建物が本当に落ち着いた雰囲気をかもし出しています。

I様より「暖かくて住み心地がいいです」というお言葉をいただき、ほっとする気持ちになりました。

エアコン2台を今年取り替えたいとのお話がありましたので、年内に取替をしたいと思います。

平成9年竣工 岩手県一ノ関  M様邸

今回は、ストーブを含めての10年から15年目の定期メンテナンスに伺いました。

建設当時は小学生だった娘さんが大人になった姿を見て、あの新築工事から15年も経ったのだなと感慨深くなりました。

建物は前述のI様邸と同じように、やはりよい材料を使えたので「あぁいい感じに落ち着いているな~」と本当にうれしく思いました。

ストーブの点検も行いましたが、問題はありませんでした。

平成19年竣工 山形県尾花沢市  T様邸

平成19年に母屋のログハウス、平成22年にいっぷくやを建てました。

T様邸の母屋は、昨年、一昨年前と新築メンテナンスを行っていたので今回お邪魔してのメンテナンス箇所は特にありませんでした。

昨年建てた“いっぷくや”は、オーナーが内部工事や水車を自分で造って、今年の春は大々的にお披露目ができそうとのことです。

毎度そうなのですが、Tさんとはいつもよもやま話に花が咲いていしまい、夕食をごちそうになってしまいます。おばあちゃま、娘のHさん、本当にありがとうございます。

平成3年竣工 宮城県 ペンション森りんこ 様

今年で築20年目の”ペンション森りんこ”さんです。今年は雪が例年よりも多いそうです。屋根の雪がもう地面についてしまっていました。

リビングは建築当時の写真です。今もほとんど変わっていませんでした。

「建てて何年くらいなんですか?」

『もう20年近くなります』というと、お客さんはびっくりして「え~まだ5,6年しか経っていないのかと思いました」とよく言われるそうです。私たちも20年目の定期メンテナンスをしたのですが、構造材的には本当に問題なく、2階の床の軋み音と外の窓枠傷みが多少気になる程度でした。

本当によく手入れをして戴いてまして建物に代わってお礼を言いたくなりました。ありがとうございます。

リビング窓の樹脂サッシの交換と屋根改修のリフォームの相談をいただきました。

また、奥様より2階の2人用部屋の1・2号室の仕切りをとり、ファミリー向けタイプの部屋にしたいという提案もありました。

平成8年竣工 山形県真室川町 Y様邸

築15年目になりました。アウトリガー工法で屋根組みができているので雪国でも雪が家にかかる心配がなくデザイン的にも安定感のあるどっしりした感じがします。

あいにくY様と行き違いになってしまい会うことができませんでしたが、お母さんと会うことができました。来冬にまた伺う予定です。

平成20年竣工  山形県 美容室burth 様

建ててから3年目のポスト&ビームの美容室のお店です。雪の中でみるのが今回がはじめてだったのですが、屋根が雪で覆われ柱と梁が浮き上がっているように見えて、とてもきれいで感動しました。

できたらこの次は屋根のストーブのチムニーから煙が出ている景色をみたいと思いました。

昨年一度、結露の相談がありましたが今は落ち着いているとのことです。今回は外まわりの点検をしてきました。異常はありませんでした。

お母様と話をすることができました。快適に仕事ができてますという有難いお言葉を頂きました。

平成7年竣工 仙台市 M様邸

築16年目のログハウスです。前年リフォームで屋根・外壁ログの塗り替えを行いました。

今回は、キッチンの冷蔵庫下の床がちょっと傾いているので見てくださいという連絡をいただきました。床下にもぐり点検をしてみました結果、当時の床組みは2×10の根太に束を入れない工法を用いており、その結果根太がくるってしまい、床板が引っ張られた格好となってしまいました。根太のくるいを調整し、鋼製束を2か所入れて補修しました。

Mさん、不安と迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。でも迅速な対応と的確な修理にお褒めを戴き、逆に喜ばれて私たちも安心致しました。

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すべてのお客様にお伝えしたいと思います。

これからもまめに定期メンテナンスにお邪魔するようにしたいと思います。

またどんな些細なことでも結構です。ご連絡戴ければすぐお邪魔致します。宜しくお願い致します。

電話は本社まで (0241-64-2221) 担当: 星 晴信 、芳賀沼 伸

植木夫妻の家づくり日記 後編 「11月 竹チップ作りと友人訪問」

2011年1月15日 8:23 AM カテゴリ: レポート from 現場

2010年11月 竹チップ作りと友人訪問

■粉砕機が故障? 悪戦苦闘の竹チップ作り
11月は、私の友人が2人来ることになった。以前勤めていた郵便局の同僚の安部君と横溝君だ。
横溝君は去年の夏に一度福島へ訪ねにきてくれているから、今回は2度目だ。
二人とも20日の土曜日の午前中新幹線で福島に到着する。私たちはいつものように、18日の木曜日の夜半に横浜から福島に移動し、翌19日の金曜日の午後国分さんの畑を訪ねることにした。
午前中は駐車場に置いてある薪を庭に移動。かなりの量があるのでけっこうきつい。国分さん宅に行く前にリサイクルショップで中古の洗濯機をちょっと下見をしてみた。妻が「やはり、洗濯機はあった方がいい」と言い出したからだ。
国分さんの畑へ行くと、「今日は竹チップづくり」が待っていた。

(新しい粉砕機)

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植木夫妻の家づくり日記 後編 「10月 新米購入と神棚を祭る」

2011年1月12日 10:28 PM カテゴリ: レポート from 現場

2010年10月 新米購入と神棚を祭る

■新米購入
今年は猛暑のためお米の出来がいまひとつらしい。米どころ新潟もかなり厳しいとか。
ただ会津田島あたりはほどほどに雨が降ったので、出来はまあまあとのこと。
今年も湯田さんの親戚の米農家の方から1年分の新米を購入するため、10月22日、会津田島に向った。
今回は、二本松の東和地区に移住された関夫妻に会うことになっている。
関元宏夫妻は元農林省のキャリアで、その経歴を捨てて東和地区で有機農業を始めたと注目されている夫婦だ。
福島移住者ネットワークで知り、コンタクトを取って会うことになった。まだ30代と若い。会うのが楽しみだ。 (続きを読む…)

つくば市新築工事現場の状況です

2010年12月17日 6:29 PM カテゴリ: News / お知らせ,レポート from 現場

つくば市の新築工事の現場になります。

基礎・建方工事が終わり、2倍ヘキサプレートなどの金物が取り付けされています。

日当たりのよいサンルームの増設

2010年11月30日 2:12 PM カテゴリ: レポート from 現場

平成13年、福島県西郷村に住宅を建てた方のサンルームを増設致しました。

基礎工事も含め、9日間の作業で施工しました。完成写真になります。

   

木の農作業小屋、須賀川の現場様子

2010年11月18日 4:56 PM カテゴリ: レポート from 現場

福島県須賀川市の農作業小屋の現場の様子です。

芳賀沼の工場で製材した施主さんの木が、建物の形になってきました。

  

植木夫妻の家づくり日記 後編 「9月 神棚の棚が完成!」

2010年11月5日 4:11 PM カテゴリ: レポート from 現場


2010年9月 神棚の棚が完成!

■久しぶりの菅野さん宅訪問
 9月に入って、薪をお願いしていた小倉さんから突然「伐採の最中に熊におそわれた」という連絡があった。山林で伐採していたら、小熊が出てきて、追い払ったら今度は母熊が登場して「頭をかじられた」とのこと。幸い、顔に怪我を負っただけですんだそうだが、しばらく入院していたため薪はまだ伐っていないという。「特に急いでいないので、薪は怪我が治ってからでもいいですよ」と言ったが、本当に驚いた。
 今回の福島行きでは、久しぶりにご無沙汰していた菅野夫妻に会いに行くことにした。私たちの福島移住のきっかけとなったご夫婦だ。いつものように、11日・仕事を終えて横浜を出発した。翌12日の午前中菅野さん宅を訪問。ご夫妻とも元気で出迎えてくれた。
 昼食を挟んで、福島の地域の話など長々と話をした。私の職場である郵便局の現状の話もした。
 菅野さんが退職されたのは12年ほど前で、郵政はまだ民営化されていなかった。その後、郵便局の現場はかなり変わった。
郵貯・簡保・郵便事業・窓口と分割され、業務も別会社となってそれぞれがバラバラになった。さらにコスト削減ありきで、サービスの向上とは程遠い現場となっている。そんな現在の郵政の状況を聞いて、菅野さんは郵政の将来をかなり憂いていた。
 あっというまに時間が過ぎ、また伺うことを約束して、午後は買い物をして帰宅した。
翌朝、神棚の棚づくりに取り掛かった。棚板に上から吊る角材を打ちつけ、棚は和室の押入れの上の鴨居に載せるようにして固定。できるだけ釘は見えないように打ち、見えるところはタボで埋めて隠した。棚板の厚みが左右で多少違ったりと、多少問題はあったが、なんとか棚を吊ることができた。最後に雲の板を前につけて完成した。

■悩める国分さんの畑の使い道
 そして午後、国分さん宅に向う。今回は「あやめ」の周りの草取りとなった。ものすごい雑草があやめをすっかり覆っていて、あやめがどこに生えているのかさえわからないくらいになっていた。9月だというのにまだ暑さが残る中、雑草を必死で刈った。
 国分さんの畑は国分さんの家を背にして北側に、東と西側の山林に挟まれるようにして広がっている。西側の山林の一番手前が竹林で、そのすぐ下にアスパラ畑がある。さらにそのアスパラ畑の下の斜面に広い土地が広がっていてる。東側の山林の斜面の中腹あたりには、昨年ツツジと、またその下の湧き水の流れるあたりにアヤメが植えられた。
 アヤメとアスパラ畑の間にある敷地は、土壌改良はしたもののまだ作物らしいものはあまり栽培されていない。
 ほんの少しサトイモやゴマ・エゴマが栽培されているぐらいだ。国分さん一人ではアスパラ栽培がいっぱいで、そこまでは手が回らない状態だからだ。そしてその空き地は今夏は、特になにも栽培されないまま雑草だらけとなっていた。
 しかし、今月訪ねてみると、その部分の雑草は無くなり、土地は整地されていた。
 国分さんの話によると、今度そこは菜の花畑になるらしい。田口さんがそういう企画を立て、来月・10月のイベントで花の種を植える手はずになっているとのこと。すでに種まきの準備がされていた。
 まあ、菜の花畑もいいが、それでこの土地を使ってしまうのは何かもったいない気がする。
 しかし、まだ月に1回しかこれない私たちには、具体的にどんな作物を栽培したらいいのかなどと、とても言えない。しばらくは、出来る範囲内で国分さんの畑を手伝うことで、成り行きを見守るしかない。
 これからもしばらくは横浜で仕事を続けることだろうし、妻も「もうすこし、介護の経験をつんで、出来たら資格を取得してから」と言っている。福島移住にあたっては完全な就農までは難しいが、それを基盤とした地域のコミュニティー作りに協力していきたいと考えているい。「高齢化した地方で、高齢者が集う施設を中心に、いろいろな世代が交流できるコミュニティーの場が出来たら…」というのが妻の理想だそうだ。そのためにも、今のうちから地道に地域との交流を深めていくつもりである。
                           *

 美郷から戻って、翌週末・19日(日曜)、東京の東銀座の「ふるさと情報館」で、福島移住のためのセミナーに参加してみた。
最近、田舎暮らしの希望者が増えてるという視点から、NHKの福島支局が取材にきていた。内容はそこそこで、目新しいことはあまりなかったが、グリーン・ツーリズムを推進している「福島県庁の観光課」の方と、少し話ができた。
 都会の人が福島を訪ねやすいように、美郷の家を宿泊場として提供してもいいと申し出た。すぐに対応できる話ではないが、気長にそういう形で、福島と首都圏との交流に力を貸せればと思った。
 10月はいよいよ、会津田島に新米を取りに行く。その頃は、田島もそうだが、二本松も朝晩大分冷え込んでいるだろう。

次回は「新米購入と、神棚を祭る」

喜多方市熊倉町、森姫農園の様子です

2010年10月13日 3:30 PM カテゴリ: レポート from 現場

喜多方市熊倉町の森姫農園の施工写真です。建物は農園の作業小屋で、施主様自らが外壁を塗りました。

会津盆地が一望できる場所にあり、本当に見晴らしが最高です。

上屋台格納庫の現場状況

2010年10月7日 6:11 PM カテゴリ: レポート from 現場

本日の上屋台格納庫の現場状況です。

  

 

本日は屋根部分の破風・鼻隠し、茅負いの取付をしました。明日も引き続きの作業になるそうです。

この作業が終わると、金物取付と筋交い入れをする予定です。

 

上屋台格納庫、建方がはじまりました。

2010年10月2日 6:06 PM カテゴリ: レポート from 現場

南会津町の田島祇園祭で運行される屋台の格納庫です。

 屋台は4つあり、それぞれの地区(西町・上町・中町・本町)にちなんで西屋台・上屋台・中屋台・本屋台と呼ばれています。
現在、そのうちの上屋台の格納庫を芳賀沼製作が施工しています。

基礎工事が終わり、昨日から建方に入りました。

奥の集会所部分の建方で
昨日は柱建てから桁・梁入れ、
本日は垂木入れまでが終わりました。

天候によりますが、来週の月曜日からは手前格納庫の建方の予定です。

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